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幾層にも重なる場面の重みがある一点で決壊する。その時私は涙せずにはいられなかった。青春時代特有の緊張感、罪悪感が絶妙なノスタルジーを漂わせ描かれているのもポイント。この一点の抜かりもない空気は時代を移しても同様である。あらゆる点に絶妙な加減を見出さざるを得ない作品。ドイツが舞台だが言語はフル英語なのは慣れの問題か。奇麗な映像と映画中で扱われるテーマからして文学文芸の人生における位置を考えさせられた。前半は性的描写が多く陰部もよく見えるのでBD環境があればBD推奨。お勧め作品。
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