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サスペンスとして並程度、全体に良い意味で落ち着いた雰囲気が流れ安定感はある。分類が社会派とあったがテーマ自体は難しくないので巨大権力の陰謀とそれを追う記者の物語をストレスなくみられることであろう。映像を特段綺麗だとは思えない分出演者の顔ぶれが作品をひと押ししている。人物に焦点というよりサスペンス部分に重きを置いているのは高評価。例えば主人公とそのパートナーのお決まりの恋愛発展の味付けなど、この手の作風にありがちな流れは見向きもされていない。その点は抜かりがないと見受けられる。
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