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サクセスといえるのかは問題ではあるが構成は普通のそれと同じである。ただ違うのは雑然さが並はずれている点だ。シナリオと関係の薄い小ネタがふんだんに盛り込まれておりパッチワークのような切り貼り感が目立つ。それをどう評価するかは人それぞれだが娯楽映画以上にはなれない限界がある。能力のない女が運で成功をつかみ転覆するもさらにサクセスという基本の流れは明かしても問題あるまい。ありえないサクセスに嫉妬するということはないのでイライラしない暇つぶしにどうぞ。雑然さと運の要素の強さは見るものがあろう。クリスティン・スコット・トーマスの存在感がピカイチであるが役割が不明確なことからもそれが読み取れる。
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